2014/01/23 麻痺

昨晩は長女の付き添いは主人に任せて私は次女と帰った。次女は昨晩また熱が37度代で咳も出るので幼稚園は休ませることとした。ただアルバム係でクラスに配る紙があるのでプリントしたものを朝バスの先生に手渡す。

昼前、洗濯機をひたすら回し、次女が遊ぶ間、長女が学校を休んでいる間に連絡帳を持って行ってくれた友達にお礼と思いポーチを縫う。

昼に夫から「長女はご飯はしっかり食べてこの様子だと今日にも退院できそうだけど、今おしっこ漏らしてしまって靴が濡れたので代わりの靴持ってこれる?」との連絡。おしっこ漏らすなんて珍しい。

4時から次女の(長女も予約してたけどキャンセル)歯医者で、昨晩次女が「歯が痛い〜」と言っていたのでどうしても行かないといけない。昨日の予定ではその後に私と夫が交代する予定だったのだけど、退院するならすぐにでも行かねば。

一旦病院へ行ってまた歯医者へ行くつもりで次女と連れ立って行く。次女がお腹が空いたと言うので途中でミニパン買う。そう言えばお昼ご飯を食べていなかった。

つくと長女はベッドの上に座りおしゃべりしている。まだ幾分クラクラするらしいが大分良さそうな感じ。

その後にドクターと長女が話し、晴れて退院となったのにまた何故私はこの深夜になってこの入院病棟の個室にいるのだろう。どうしてこうなってしまったんだろう。

荷物をまとめ、退院手続きをしてタクシーで帰る途中に私と次女は歯医者へ。検診だったのだが虫歯、しかもかなり大きいものが見つかる。神経を抜くような処置。麻酔の注射で涙する次女。うん、あれ痛いよね。これまで甘いもの食べ過ぎてしまっていたのだ。歯医者さんに甘いものを控えるようにこってり言われ、これまで好きなようにお菓子を食べさせてしまった自分に呆れてしまう。私は自分の子どもの胃腸炎も初期にうまく対応できないし虫歯も大きくさせてしまう。もっとちゃんとした親だったらこんな入院になるまで胃腸炎を悪化させたりしないし虫歯も作らせたりしないんだろう。私はろくな親じゃない。全然何も出来ない親だ。

退院後、夫から家に戻る時に長女は何か大泣きしてしまったと言うショートメール。非日常の連続だったんだし仕方ない。家に着くと何か泣いた後のような感じで長女がベッドにいた。ここで何を喋ったのか忘れてしまった。「退院できて良かったねぇ」とかなんとか。何を食べたいか、何を食べさせれば良いか夫と相談しながらスーパーへ買い物へ行く。

つくねの鍋とおかゆにしようと言うことで材料を買って帰ると長女は寝ており、次女はiPadで自分のお気に入りの動画を見ている。こうやってすきなだけiPadを見せるのも良くないんだろう。ちょっと見過ぎだよ〜と言って止める。

夕食の準備が出来てきた頃、長女が起きてきたがいきなり体がおかしくなっている。トイレと言って立とうとするが立てずにふらっとなってしまう。夫が抱っこしてトイレに向かおうとする途中に漏らしてしまった。

まだこの段階で私は入院して体力が落ちているので少し甘えもあってフラフラしているのだろうと思っていた。「お母さんも盲腸で入院した後に歩けなかったんだよ」と言って脱がせてシャワーをかけている途中も体が支えられず椅子からずり落ちてしまう。「ほらっしっかりして!」と脇を抱えて歩かせようとしても歩けない。明らかにこんなに歩けないのはおかしい。夫がこれおかしいよと言って私もにわかに不安になってくる。よく様子を見ると左の足が全く動いていないし左手もダランとしたままだ。これは麻痺だ。喋ることはできるけど自分の今の状況が不安で泣いてしまいそうな小さな声。入院していた病院に電話をかけると救急外来に来て欲しいとのこと。タクシーを呼ぶ。「病院になんか連れて行くからこんな事になるんだよ!俺の兄貴は病院に殺されたんじゃ!」と夫に言われる。夫の兄は血液のガンで亡くなったと聞いている。そうなのかもしれない。やたらと何度も病院に連れて行ったのが悪かったのかもしれない。何も言い返せない。現実感がない。こんなことが起こるなんてどこかで何かがおかしくなってしまっている。手がぶるぶる震える。

夫が長女を連れて行き、私が次女を見ながらまた入院となった時のために準備する係として家に残ることになった。

そう言えば2日前の夜に足が痛いと言うからワセリンをつけた手でマッサージした。その時は気持ちいいと言ってくれた。そしてその後も、左足を右足でこすりながらおかしい感じがするって言ってた。前兆はあったのだ。胃腸炎と脱水症状からミネラルのバランスが崩れて足がつるような感じかなってドクターは言ってた。そうなんだと思ってた。

次女がテレビを見ている。私は携帯で半身麻痺の症状が出てくる病気を調べる。恐ろしそうな名前の病気がならぶ。手が震えて深呼吸しながら逐一報告と診察で聞かれたことを聞くショートメールが夫から届く。恐ろしい。どうしよう。怖くて手がじんじんしてくる。でもこれは多分また入院になるだろう。次女におにぎりを食べさせ、長女と私の着替えや洗面道具をバッグに詰めているとやはり入院だと夫から連絡。タクシーを呼んですぐ向かう。着くと長女は眠っている。後悔が押し寄せる。もしあの時ちゃんと調べてとお医者さんに言っていれば、もっとあの時優しくしていれば。夫が言う「あんまり病院に連れて行かないで、自然治癒力を信じて」「39度出たら連れて行くでしょ」と言いながら涙が溢れて溢れて仕方がなくなる。「今回のことは違うよ」と言いながら頭を撫でてくる。次女は無邪気に「お母さん目が赤い」と言う。長女はベッドに寝かされている。血液検査をしたらしい。まだ何故こうなったか把握しきれない様子。

入院の部屋が決まり移動する途中も長女は漏らした。次女が眠いと言って抱っこしている私は何も出来ず看護師さんと夫が拭いたりする。この時点で確か22時を過ぎている。

主人は先週末と今日会社を休んだことでどうしても外せない打ち合わせなどが明日あって会社に出ないとならないと言う。次女は病室に入れず、病棟のラウンジにしかいられない。一日中そこで待っていさせることは難しいだろう。夫のお母さんになるべく早く来てもらうとしても明日は無理だろう。プールが一緒のお友達に明日預かってもらえるか電話。心配してくれていたようで起こったことを話していたら泣いてしまう。明日は次女をお昼から預かってもらえることになった。「気を確かにね」ありがとう。

主人が次女を連れて帰る時「今は良くなると思って世話すればいい。もし悪い病気だと分かったらその時に泣けばいい」と。そうかもしれない。「長女ちゃんに接する時愛情をちゃんと表してあげて」うん。本当にそうだね。

夜の12時過ぎ、一度帰った夫が家の鍵を部屋の中に入れたまま出て来てしまったらしい。長女は寝ていたのでタクシーで行って届けて病院へとんぼ返り。「本当ごめんね」大丈夫。私もよくこう言う事するからお互い様だ。

長女の体と顔を撫でながらマッサージしてみたり。うっすら起きた時ぎゅっと抱いて「長女ちゃん大好き」と言うと動く腕で抱きしめ返してくれる。顔をよく見ると左側に麻痺があるようだ。さっきは顔は大丈夫だったような気がするので広がっているのだ。看護師さんにもそのことを伝える。

「今日、昔のトラウマが出て、変なこと言ってごめんなさい。」と夫からショートメール。夫は自分の兄のことで病院にいい印象がないので、私がよく病院に見せに行って薬をよく飲ませるのが気に入らなかったようだ、兄が昔医療過誤のような形で亡くなったことを聞いていたのでそう言う感情だったのだろう、返事“大丈夫。”

3時半、長女は起き上がって「トイレー」ベッドの横の便器に抱きかかえて移動しようとしたらズボンを脱がそうとする前にまた漏れてしまった。看護師さんがガタッと言う音を聞いて駆けつけてくれたのかすぐに体を拭いてくれる。必要かもしれないと看護師さんに言われ主人が買って来ていたオムツを看護師さんが付けようとするとパンツタイプではなくテープタイプの小さなサイズ。パンツタイプもテープタイプも分かってなかったのかな。オムツ替え赤ちゃんの時あんまりしてなかった。

ごく平凡な日々の記録をつけるためにこの日記は始めたはずなのになんでこんなことになっているんだろう。

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