2017/03/03 外泊初日
だんだん花粉が多くなって花粉症の長女も鼻水が出て来たが、夕方から家に2泊3日で戻ってくる。
昼間は長女は母にお願いし、午前中は洗濯や掃除など。
14時、次女の幼稚園のお迎え。バス待ちに並んでいるとたまたま小学校の地域の役員さんが通りかかり「お大事になさってください、手続きはまたこちらで色々とあるんですがやっておきますので」と言われ、並んでいた隣のお母さん(長女が同学年のお姉ちゃんがいる)に「お姉ちゃんどうかしたの?」と言われて「ちょっと入院してて、長引いて病院の学級に通うことになったから転校扱いなの」と答えているとうまい具合に聞き出されて結局、胃腸炎の流れから脳梗塞のことを話してしまう。
そのお母さんの旦那さんは去年くも膜下出血から脳梗塞になったらしく、涙ぐみながら聞いてくれて、今はだいぶ回復して来た長女のことを「本当に生き残って良かったね、そうやって生き残ったんだから絶対に良くなるよ」と。
私も一緒に泣きそうになってしまうが、なるべく口外しないように頼むことは忘れずに言った。
流れで隣の隣のお母さんにまで聞かれてしまったので、これは人の口に戸は立てられない感じになって来た感じがあるものの、復学すればいずれはわかる事なので仕方ない感もある。
次女を連れて急いで病院へ向かい、母と交代。
長女をプレイルームで保育士さんに見てもらう間、別室で主治医の先生に先日の検査の説明を受ける。結論として脳全体の血流量は増えていたこと。左右の血流量の差が、20%以上だったら手術が必要だったが結果としては18%なので必要ない、という事。とは言えまだ差はあるので3ヶ月後にまた短期入院してスペクトの検査は必要になるらしい。
でも…手術は無い!はぁ〜良かった。
また、来週中にリハビリ病院からの入院候補日が送られてくるので、その日にちが遅ければ家でしばらく過ごして勉強のサポートは両親がする必要があるでしょうという事。
なるほど。その前に一度確認しないといけないと思っていたのが、外来でだったり訪問看護でリハビリを続けていくよりリハビリ病院に入るのが選択肢としてベストなのかどうかという事。
先生曰く、ベストだと言う事だった。かなり多面的なリハビリを行ってくれるらしいし、この病院でした心理面の検査で、今回のか元々かは分からないけど、長女は少し短期記憶が弱い所があるらしく、そういった面も見てくれるだろうという事らしい。
遠いけどそれだけのものがあるのだと思えば、まだ “よいしょ、やるか” と言う気持ちになる。また先生が言うには、学校や市町村によってサポート体制というのは大分違うので、お母さんは戻った時の体制について学校や役場の福祉の方と相談しておかれた方がいいでしょう、と。
なるほど。だんだんリアルに退院する時期が近いと言う事なのだろう。ただ先生曰くリハビリ病院にこの病院から行った子で、1、2ヶ月かかってる子もいるらしい。なので時期がなんとも言えないのが難しい所。
教員だった母が言うには、今3月と言う年度末で人事異動の時期なので、介助をお願いする時期としては丁度よい、直接校長先生に言った方が話が早くなる、らしい。
直接に校長先生って心理的ハードルたかい。しかしそんなことも言っていられない。来週の移るタイミングがわかった辺りで学校や役場にも電話してみよう。
プレイルームに戻ると、学級で仲良くなった同じ2年生の男の子と仲良く遊んでいる。その子も車椅子だが、長女がスティッチやすみっこぐらしのネコでよくやるように、ワンピースのぬいぐるみのキャラに自分の声を託して話を広げている。
母によるとその男の子は3ヶ月入院していて来週ようやく退院らしい。せっかく仲良くなったのだけどすぐにお別れだ。そんなこんなもあれど、ようやく長女も外泊だ。病室の荷物はそのままで良いと言う事なので簡単にまとめる。
看護師さんの説明を受けて、書類にサインして、病棟を長女と一緒に出る。
私も長女もなんだか浮き足立って歩く。タクシーに乗り込み、自宅へ。乗り物酔いしやすい長女が早速「気持ち悪い」と言いだすものの、なんとか学校の話だとか、家に帰ったらしたい事だとかの話で持たせる。途中、担任の先生から電話。この土日でお見舞いに来てくれるつもりだったのらしい。急に外泊許可が出たことを伝え、来週によければお見舞いに行くと言う話になるものの、リハビリ病院の事もあるので状況が変わり次第連絡することを伝える。
家に戻るなりきゃーと言って抱き合う長女と次女。おかえり〜!と笑顔の母。
あっという間におもちゃが置いてある部屋で二人で遊び始めた。すぐ後に夫も仕事から戻る。家族揃って家にいる。それだけでこんなに嬉しいもんだろうか、と言うくらい胸の奥からじわじわ嬉しい。