2017/02/16 腕相撲

晴れた冬の日。よく寝たのですっきりした朝。次女を幼稚園へ送り出し、朝から夕方まで長女の病院。

病院に着くと保育士さんが用意してくれたアイロンビーズを楽しんでいる長女。ただ片手なのと細かい作業がもともと苦手なのもあって「お母さん細々した作業得意?」と聞いてくる。「結構好きだよ。」と言うとアイロンビーズを並べるのは私の役目に。途中で飽きてカルタ。長女の素早さに全然かなわない。カルタは意外と疲れるので、もう一度したがる長女を説得してDVDを見ながらマッサージをしていたら、この病院に入ったばかりの時からお世話になっている循環器科の先生がエコーの機械をベッド脇に持ってきて心エコー検査。一緒にエコーの画像を見ると、これまで何度か見ているので、異常がなさそうということがなんとなくわかる。先生も「当初見られた血栓のようなものの再発は見られませんし、心のう水と言う心臓の周りにお水が溜まっていたのも無くなっています。何か心臓のおそらく膜の部分に感染症か何かがあって、一時的に水が溜まっていた可能性があるんですけれども、今となってはそれが確定かどうか判断は難しいですね。でも今はそれが見られませんので、良くなっていることは確かですね。また近いうちに心電図を見ていきたいと思います。」ホッ。何か血栓が再発するような病気では無いのかもしれず、1ヶ月前の一時的なウイルス性心膜炎が血栓を作った可能性と言う可能性が高まったと言って良さそうな感覚がある。

その後に足のリハビリの先生がきて病棟を3周。2周目から私も一緒に歩いて周る。ナースステーションの看護師さんも「良くなってるね」と声をかけてくれる。途中でプレイルームに寄り、遊びの様子をリハビリの先生が観察していて「立て膝が出来るようにもなってるし、自分の力で立て膝から立ち上がることも出来るね、凄いね。」と。本当に当初からしたら考えられないくらいの回復でリハビリの先生もお医者さんも驚いている位。自然と涙が出てきてしまう。嬉しくて嬉しくて。

お昼御飯は焼きそばとフルーツポンチとヨーグルト。どうやら焼きそばの味が薄いらしく進まないが頑張って全部食べた。

一般病棟に移ってからの主治医の先生から昨日の全身エコー検査の結果を聞かせてもらうため別室へ。

なんと医師もびっくりの、足の血栓が消えているそう。

…えっ!!!???(マジか……マジか…!?…えっ!?凄くない!?)

なので足の根元の手術の可能性は低くなった、と。だけどこれでぬかよろこびするのではなくて、足の血流や血圧を引き続き測って評価していって、手術するかどうか判断していきたいと言うこと。

あと、今気になっているのは、おしっこが時々漏れてしまうことで、尿意を感じる部分に何かあるのか、腎臓に何かあるのか見るために、来週の月曜日にエコーをまたするそう。

それと火曜日に心電図を取ると。

あとは脳の血流を測る検査で、3/2脳の血管の手術をするかどうかの判断をすると。で、リハビリ専門の神奈川の病院は結構待ちの人数がいるらしいのだけど、小児の専門のリハビリもしているし、長女はリハビリの重要性が高いので、手術をしてもしなくても、それは伝えてあるのですぐに受け入れてくれるだろうと。

とにかく足の血管の塊が(溶けていた?)消えていたのはグッドニュース。

私が “結構長女の足の回復が早いのと、肩から腕にかけてなんとなく力が入るようになってきているんですよね” と言うと、医師は“それも不思議で、お父さんにもお伝えしたんですけども手の障害が残る可能性はありますが、脳が肩を動かす時の回路と言うのはまた別なところから来ているんだけど当初は全く動かなかったところから少し動いてきているのはどういうことかな、と思っているんですよね。”だそう。

全体的に良い方向に向かっていることは間違い無く、安堵とまではまだいかないものの、大きく前進している。

部屋に戻るとプレイルームに行くのが楽しくなってきたようで、そちらに行って保育士さんと遊んでいる。保育士さんがお昼に行ってきてくださいと言ってくれたので、1階のコンビニ弁当。足の血管の塊が消えていたこと等を早速夫にショートメール。

戻るとおやつの時間。ミニ肉まんを美味しそうに食べる。

またプレイルームに行ったり、戻ってカルタをしたり、マッサージ。マッサージをしている時、なんだか腕にこもる力が強くなっているような気がして「スティッチと腕相撲してみて」と私がスティッチの腕を持って腕相撲させると結構強い力で押し戻してくる。「えーっ!?凄くない?!凄い凄い!」と言いながら私とも腕相撲。長女も嬉しくて笑いながら腕相撲。腕丸ごとの力を込めると指にも少しだけ力が入る…(!)

うわーっ!凄い!!!

思わず長女に抱きついて「凄いね〜〜!」というと本当に嬉しそう。そのすぐ後に来た夫に「ちょっと見て!」と腕相撲する所を見せると目を丸くする。自分も長女と腕相撲してその力に「おぉ〜!」と言っている。こんなに嬉しいことはない。長女がつけている「退院したらやりたいことノート」の一つに「おばあちゃんに自転車を買ってもらう」と言うのがあり、正直、自転車に乗ることは今後、不可能なのかもしれないと思っていた…でもかすかに、もしかしたら…と言う思いが湧いてくる。ありうることなのかもしれない…もしかしたら…胸が熱い。

家に戻り母にももろもろの前進を伝えると喜んでくれた。

次女とお風呂の後に夫からFaceTimeで長女と次女が顔を見て話す。次女は照れてふざけてしまってまともな会話になっていないものの、嬉しそう。

夫が帰って来て夜の間にもかなり腕の力の回復が見られたそう。スイッチが入ったのかもしれない。

それとやはり他の子の親は泊まっているのに私たちがとまらない事が寂しいらしい。昼にも私から「入院が長期にわたってしまう事が分かっている以上、泊まって無理をして前のお母さんみたいに大人たちが身体を壊すといけないからね、それに夜お母さんがいないと次女ちゃんが大荒れしちゃって大変だからねぇ」と言って納得してくれた感じはあったのだが、夫が帰って一人になるとなると寂しいらしい。退院する頃に泊まろうと夫とは言っているが、悩ましい。