2017/01/27 へそ
金曜日。今週一杯は次女の幼稚園は休ませることにする。まだ次女の幼稚園には姉のことは知らせていないが、長女もお世話になった先生が今、次女の担任なのでいずれはちゃんと知らせておいた方がいいだろう。長女の面会時間が昼の2時からなので、午前中に夫、二人の母とこれから長くかかるかもしれないので大まかなお互いの行動など、どうしていくか、また家の基本的な細かい機器の使い方やゴミ捨てルールなど共有。
全員で家を出て、夫は仕事へ。私、次女、お義母さん、私の母4人で病院へ。途中で長女の病院にDVDを5枚まで持って行ってもいいと言うので、新星堂でズートピア・ファインディングドリー・ペットを買う。家からはアナ雪を持って来る。母がスッとお金を差し出す。こう言うとき断ると長くなるのでありがたく頂く。お昼時でまだ時間もあるのでうどんのお店で昼食。お義母さんがどうやら歯槽膿漏の治療を途中のまま、こちらに来てくれたようで、ものを食べたらすごく歯が痛むよう。うどんを食べながらも痛そうにしている…本当に申し訳ない。次女はお子様ランチでオマケに魔法の杖をもらって満足そうだ。
向かうバスや電車の行き方や帰り方などを母達と確認しながら到着。面会に入れるのは親ともう一人で二人までと言うルールなので交代で面会。最初にお義母さんと私で面会。長女はまだ食べさせてもらっていないようで「早く食べたいお腹が減った〜」と会うなり。看護師さんが「もうすぐオヤツがくるよ〜オヤツから食べていいんだって。夕ご飯も来るからね。」と言ってくれる。やっと食べられる娘、よかった。お義母さん「わかった。長女ちゃんがおしゃべりなのは私に似たんじゃわ、私もおしゃべりじゃけんね、おしゃべりなのとう似とるわ」と嬉しそう。確かにどちらもおしゃべりだ。「私がよう喋るけんつかれさせたらごめんね」と言いつつ喋るお義母さん。でもとても陽気でいてくれると気持ちが明るくなる。お義母さんはこの面会でとりあえず一週間広島に帰って、その間は私の母が見ることになる。
お義母さんと母が交代、行くと長女にオヤツがやっと出てきたタイミング。ホットケーキをあっという間に食べる。結構眠そうなので母は割と早めに帰った。二人とも動かない方の手をマッサージしていたな。ほどなくして面会時間の制限で1時間一階のカフェで待機。こう言う時、頭の中を色々な思いが巡って、これまでだったらスマホのアプリなんかで遊んでいたのが全くする気も起きないし、このような時間に毎日の記録をつけている。意地になってつけている感じがある。ただこの今のことを忘れないようにしなければという強烈な思いがある。
面会時間が再び訪れる。集中治療室から高度治療室へ移動となっている。これは喜ぶべきこと、なのかな?新しい部屋へ行くと長女は寝ておりエコー検査をされている。なにやら血の塊が見つかったようで、左足の付け根を見ている。漏れ聞こえて来る声で、この塊がここにつまっているのに左足への血流があるのは不思議なので今どこからその血流がきているのか調べていると言うような内容。ものすごく丹念にエコーをかけて調べている。そして長女が起きて、トイレ〜と言いだした後もちょっとごめんねといいながら結構長い時間エコーで調べていた。その後、ようやくトイレとなる長女。前の病院とは違いお尻の下へ簡易便器を差し込む方式に変化。しかし4日ぶりのお通じで私は大喜び。「久しぶりじゃーん。よかったね〜!」と。その後また循環器科の先生達が訪れ両足の血流量を調べるような検査をしていった。どうやら左は右の半分くらいしか血流がないようだ。うーん。
19時半くらいに夫が到着し合流。その後すぐ循環器科の先生より別室に呼ばれ、へその下の大きい血管の左へ向かう方に血の塊が認められること。かと言って全部閉塞している訳ではなく血流が少しはあること、なので緊急に手術となるわけではないが、長い間置いておくと取りにくくなってしまうので、2、3日再度エコー検査をしながら経過を見ていきたいこと。手術をするとなると正直、この病院に大人のこの部分の経験者はいるが、子供のこの部分の手術は経験に乏しいので、他の病院へ移って手術となる可能性もあることなど伺う。これは循環器科の見地からなので脳神経外科や集中治療室のメンバーと相談しながら今後進めていきます。と言うことで、また色々複雑な要素が出てきた。
心臓が手術しなくて良くなったと思ったら今度は足の付け根か…しかし脳梗塞が起こって大変なのに、手術して耐えられるんだろうか。よくわからない。
説明が終わって長女の元へ行くと買ってきたDVDの「ペット」を見ている。確かに触ると右足と左足の温度差が違う。ただでさえ麻痺もあるというのに血流も半分となると、どうなるんだろう、よくなるのだろうかという不安で一杯になるが、長女と会うと普通におしゃべりできるし、彼女は生きようとしているんだ、しっかりしろ自分と思う。
自宅に戻ると次女が大荒れ。寝ていたのだが起きて大泣きしながらぽこぽこ殴りをしてきた。こんなに怒っている次女を見たのは初めてで、離れていて悪かったよ、という思いと、かわええのう、という気持ちが同時に湧き上がる。おそらく私たちが帰って来るまでの間、随分と我慢していたのだろう。母が次女に、“お母さんもう直ぐ帰ってくるよ”と何度も言ったらしい、それでも全然帰ってこないので泣いて怒ったらしい。いない人の事を何度も思い出させるような事を言わずに気をそらせるとかして欲しかったけど、子育てはとっくに卒業した人なんだししょうがないか。明日は私は早めに面会を切り上げ、夫に遅くまでいてもらうことにする。